2019年、食道・胃・十二指腸・大腸がんなどの内視鏡治療、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は193件でした。

一般病院で年間のESD件数が150件以上の施設はあまりないため、一般病院としては193件は多いと言っても良い件数ではないでしょうか。

当院におけるESDの件数は、年々、増えて来ています。

患者様をご紹介して下さる近隣のご施設が増えたことが、大きな要因です。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

ESDの対象としては、大腸がんの患者様の増加が目立っております。

大腸がんは、病態が進行しないと自覚症状はほとんど出ないことに注意が必要です。

40歳以上になると、徐々に大腸がんになりやすくなるため、40歳以上の患者様は大腸カメラをご検討下さい。

大腸カメラを受けることで、大腸がんを早期に発見することが出来ます。

大腸がんを早期に発見出来れば、ESDでおなかを切らなくても完治させることが出来る可能性が高くなります。

大腸がんに関しては、以下の記事もご参照下さい。

大腸がんの初期症状は血便だけではありません。

健康診断などでおなじみの検便で、便潜血反応が陽性に出た場合の対応について、まとめました。

患者様にとっては分かりにくいと思われる、大腸ポリープと大腸がんの違いについて、説明しています。

2019年は学会発表・講演を10回、行いました。論文は2本発表しました。

情報発信も医師として重要な仕事と考えております。

今後も機会がありましたら、学会発表・講演、論文の執筆を行っていきたいと考えております。

学会発表・講演、論文の執筆以上に重要なのが、目の前の患者様です。

私が担当させていただく患者様のほとんどは、消化管の早期がんに対する内視鏡治療目的で受診されます。

安全、確実な内視鏡治療を提供できるよう、今年も精進して行きたいと思います。

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