このたび、消化器内視鏡の国際医学誌「Clinical Endoscopy」に、
Underwater ESD(浸水下で行う内視鏡的粘膜下層剥離術)に関する総説論文が掲載されました。
※総説論文:特定のテーマにおける文献を整理し、その分野の現状、研究動向、課題、展望を解説する論文
論文タイトル
Underwater endoscopic submucosal dissection in the gastrointestinal tract: technical review and dual-approach endoscopic submucosal dissection
DOI
https://doi.org/10.5946/ce.2025.330
(Open accessで全文閲覧可能です)
Underwater ESDは、気体内で行う従来のESDでは難しい症例に対して有効となる可能性があります。


Figures adapted from: Nagata M. Clinical Endoscopy. 2026.
Licensed under CC BY-NC 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/)
実際の内視鏡治療では、病変の場所や状態によって難易度が大きく異なります。
そのため、状況に応じて治療方法を工夫することも重要です。
本論文では、Underwater ESDの特徴や利点・課題に加え、
従来の方法との使い分けについても整理しています。
この考え方を「Dual-approach ESD」としてまとめました。
患者さん一人ひとりの状況に合わせて、より安全で確実な治療を提供できるよう、
今後も技術の向上と工夫を重ねてまいります。

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